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ひとりでご飯

ひとりで食べるより、みんなで食べるご飯のほうがおいしいらしい。

子供は、食事のマナーだとか食に関する知識なども得られるので誰かと食事するに越したことはないと思います。
もしくは一人暮らしなら、たまに誰かと食事するのは楽しいし気晴らしにもなりえます。

でも内向型にとって他人のいる食事は疲れやすいし、いろいろな刺激が多すぎて楽しいと感じないこともあります。

そもそも誰かと食事して楽しいって奇跡のような出来事である気もします。

気のおけない仲間や友人と他愛ない会話のなかでお互いの不安や心細さを交換しあって少しでも心を軽くする。

そういう楽しい食事の場が得られるように日々頑張りたいものです。

カフェインレスな生活

内向型がHSPとは限らないと以前書きましたが、内向型は高反応の可能性があるとも書きました。

ついでに、内向型はよいっぱりとも・・・。

HSP、高反応、よいっぱりである可能性があるならカフェインは避けたほうがより健康的な毎日を送れるかも知れません。

カフェインの覚醒作用は8時間程度つづくそうです。ということは眠る8時間以内には飲まないほうがいいということ。

おそらくその作用は個人によると思うので各々で時間を気にしながら飲んでみていただきたいのですが、とりあえずカフェインをやめても代わりに飲むものがなければなかなかやめられません。

水、麦茶、ハーブティーなど。
コーヒーや緑茶を飲んだ夜とは比べ物にならないくらいよく眠れます。

もしすんなり眠れない日があるのなら、ぜひ試してみてください。

お散歩して誰かに会おう

”内向型は刺激が多すぎると疲れてしまう”とひつこいくらいに何度も書いています。

参考書籍にもよく書かれていることなのですが、そういう発想からすると”ひきこもる”ことこそ内向型の幸福感につながると考えてしまいがちなのだそうです。

ですがそれは「幻想」とのこと。

社交の場にもっと頻繁に出るべきというのはハードルが高いので、もし”今日は外出していないな”と思ったらとりあえず散歩に出てみるというのはどうでしょうか。

コンビニやスーパーの店員さんと話すこともあるでしょうし、近所で何か工事が始まっていて興味を引くことが起こっているかもしれません。

ひきこもるひとには、他にもそれなりに理由があるとは思うのですが・・・。
お散歩だけでも外出してみてください。

”考えないと発言できない”対策

思い浮かんだことばを並べてその場をしのぎ、あとでいろいろ考えて自分の発言に不足があったのではと悩んだり悔んだりする。
そんな経験はありませんでしょうか。

参考書籍によると、内向型はまず考えないと行動できなかったり発言できなかったりする気質だそうです。逆に言うと何かひとに伝えたいことがあるなら前もって考えておく必要があるということでしょう。

だけど自分の考えって、ひとりで考えていた時はすごく重大だったり核心をついた事のように思えても、口にしてみると”そうでもないな”と感じたりするもの。

もしそういうことにためらいを感じて発言しづらいなら、考えたことをまず書いてみてください。いきなりひとに対して発言するよりも断然気軽だし、前述の”そうでもない”かもしれないことを事前に検討できます。

毎日書く必要はなく、つまらないと思えることから難しいことまで、なんでもいいから書いてみる。ひとに読んでもらうこともないから、とにかく気ままな文体で書いてみる。習慣化させればさらに気楽になる。

そうやって書きながら考えたことを口にすると、ひとの反応もより冷静に見られると思います。

食欲増強!

ひとは活動的になるとかならずお腹が空くものと思いがちですが、内向型は逆に消耗して疲れると食欲がなくなることがあります。

たぶんそれは、いったん休息を取るとお腹が空きます。

疲れて食欲がなくなったからといって、すぐに病気を疑ったり自分は覇気がないのではと思うのはちょっと気が早いと思います。
すこし休めば食欲もわきます。

もし、お子さんにそういうことが起こるようなら、お腹が空くようにすこし休ませてあげたらいいかも知れません。

ご褒美ください

とある実験によると、ご褒美をあげて何かをさせた子供よりもご褒美をあげずに物事に取り組ませた子供の方が、その物事に対する関心や持続力が増すそう。

ご褒美をあげてしまうと、関心がすべてご褒美に持って行かれるのかも知れませんね。

ところで、内向型にとって一番のご褒美とは何でしょうか?

金銭の支給?宝飾品?旅行?グルメ?

確かにそれらも魅力的です。

ですが、本当にこころから欲しくなるご褒美は何の用事もないお休みが数日かも知れない。

外向的な方にそれを言うと、さみしい人とか疲れた人と思われるかも知れませんが、楽しみなんだから仕方がない。でも忙しさあってのありがたいお休み。

そう思って忙しい毎日を耐え抜く強さって一体いつになったら身につくのでしょうか・・・。

寒いのが好きって正気?

とある参考書籍によると内向型は寒いのが好き、もしくはつよいらしいです。

確かに暑い日に陽射しを浴びながら”暑い!”と言うよりは、寒い日に寒そうな屋外を眺めて”さむい”とか何とか言いながらコタツに入っている方が好きだし、暑さよりも寒さのほうが耐えられた時に気分がいいような気もします。

その書籍によれば北国はいろいろな意味で内向きなので内向的なひとにぴったり、ということなのですが確信を持たせるような根拠はなさそうでした。

気温が低い時に感じる風邪をひきそうな嫌な予感について思い出すと、とっても”寒いのが好き”などとは言えないのですが、寒くて内にこもるのと、ひたすら内向して自分の内側にこもるのとは似ているような気もします。

みなさんはいかがですか?

元気な状態をコントロールする目安

内向型は刺激が多過ぎるとくたくたに疲れてしまいます。
ですが、ひとは刺激がまったくないと元気をなくしてしまうものです。

ではその度合いをどうやって感知すればいいのでしょうか。

例えばテレビを見ていて、”あ、疲れそう”と思ったら即消す、ということをしてみてください。

その内容は潜在的なことも含めておそらくご自身にあまり興味のないものかと思います。

またお店などで、商品を見る為に店内を見渡すときのことを思い出してください。

”欲しいものないな””このお店のなかにいてもつまらないな”と感じたら基本的にはその場を離れますね。

この”あ、疲れそう”と”つまらないな”という感覚をまず覚えてください。

”あ、疲れそう”となったら、そこから受ける刺激をシャットダウン。
”つまらないな”となったら、それまでに考えたあらゆる情報を整理するなどの内向開始。
(”つまらない場所”について考える必要は全くなし。それとは関係のない自分の好きなことや気になることを)

興味のない情報を受け止め続けられるほど、内向型はタフではありません。
また”つまらない”状態を放っておくと確実に疲れてしまうので、頭を切り替えて好きなことを考えるようにしてください。

その通り100%やってのけるのは不自然でもあるし必要ないけれど・・・。
元気を維持したいここぞの時には試してみてください。
(でも、試験勉強のときは疲れそうでもつまらなくても頑張ってやってね。)

趣味をさがそう

趣味というと仕事や生活にくらべて気楽なものを思い浮かべがちですが、実際にそれを見つけるのは意外と大変です。

そうは言っても、もともと内面により強い関心を持っている内向型は自分に合う趣味を見つけ出すのに多少有利かも知れません。

逆に世間で楽しいとか人気があるといった趣味に簡単に乗っかることができず、なかなか見つからないという気分にもなります。ですが飽きずに長く楽しめる趣味を見つけたいならそういった情報はそれほど重要ではないでしょう。

他ならぬ自分が楽しめるものを探しだすのに、他人が楽しいと感じるかどうかは参考にはなるけれど結局のところ決定的な理由にはしないものです。
なので、とにかく自分でいろいろと試してみることが大切です。

情報過多になると疲れてしまう内向型にはちょっと大変なのだけれど・・・。
趣味は、励まし、勇気、楽しみ、癒しなのでいろんな偏見や先入観を捨てて、自分だけの楽しみを探しに行きましょう。

内向型は逆境なのか

「内向型に合った暮らし方や仕事に就けばすべてうまく行く」

という希望や意見にときどき悩ませられます。

たとえば、自分が関心を持っていることに対してはここぞとばかりに集中力を発揮するので、専門的な職業についた方がいいといったようなものや、コミュニケーションはそれほど得意ではないから、たくさんのひととあまり関わりを持たないようにするなどといったものです。

内向型に関する書籍の著者などは、それらを実行したすえにそういう本を書くに至っているようで、著書のなかでそういうことを勧めていたりするのですが、みんながみんなそんなふうに思い通り生きられるわけじゃない。

そういうアドバイスはありがたい夢ではあるけれど、非現実的で単に重荷という面もあります。

自分の思うように生きるためにはどうすればいいのか考えて行動することは大事ですが、内向型と言っても人としてそれがすべてではないので、内向的であることだけを活かそうというのも極端な発想です。また、それを逆境ととらえて乗り越えようとする必要もないと思います。

こんなサイトをやっているわたしが言うのもなんですが、そういう意見に振り回されないようにしたいものです。