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集中力を取り戻したいのだけれど

ここでお話しする”集中力”とは、ふと考える「もっと集中力があれば効率良く勉強できるのになぁ」とか、「ここ一番で集中できれば残業せずに済むのだが」とかの”集中力”ではなく、「あれ・・・(思考停止)・・・」のときに失われている”集中力”です。

内向的な方にはお心当たりがあるのではと思うのですが、内向型には放心状態に近い”集中力”の失い方をする時があります。

それは積み重なった何かのせいだと思うのですが、ショックな出来事や忙しさだけでなく、はっきりした心当たりなくなぜか突然陥ってしまうこともあるのです。

本人にすれば、気がつけば「あれ・・・(思考停止)・・・」となります。

脳内で何かが起こっているのは間違いないのですが、ここでは科学的な対処法ではなく考え方をご提案したいと思います。

「あれ・・・」になったら、もはやプランBを発動するしかありません。
勉強しようと思っていたけれどやめて眠る。早朝出勤を念頭に入れてとりあえず帰宅する。もしくはダラダラでもいいから仕事をして、その代わり何時には帰宅すると決める。お皿洗いはするが洗濯物は明日たたむことにする。

一時間前のはつらつとした自分にこだわってプランを変えずにいると、余計に能率も下がりますし、ミスをする可能性も高くなると思われます。

脳にはさからえません。「あれ・・・」になったら、ゆっくりよく考えて予定を変更してください。

パニック!

何かのハプニングや思いがけないことなどが起きてしまったらみなさんはどうしますか?

内向型は、何かそういうパニックに陥るような事柄に遭遇すると、とりあえず起こったことを吟味しようとするのですぐ行動には移さないそうです。

おそらくそれは程度によるもので、よっぽどの事が起きていない限りはいくら内向型とは言え何らかの対処(行動)はしていると思うのですが、外向型の方と比べると行動はゆっくりかもわかりません。

しかしながらそうなると、内向型は端から見ればパニックとは縁遠く冷静沈着に見えるだろうと考えられます。
そしてあろうことか自分自身もだまされてしまう気がします。

自分の行動を振り返ってみてはじめて、「あぁ、パニックだったな」と思うことはありませんか。

何かが起こったら、「自分がいまパニック状態にあるかどうか」をまず意識してみてください。パニック対処を、よりスマートにこなせる筈です。

そして、”冷静沈着に見える人”に心当たりのある方。
その人はただ内向的なだけでひそかにパニックかも知れないので、そっと見守るか手をさし延べてあげてください。