「仕事」タグアーカイブ

恐怖の飲み会

もうすぐ春なので、歓迎会などに恐怖している方もいらっしゃるかと思います。

飲み会などで内向型が陥りがちなことは、

・雰囲気に圧倒されて消耗してしまう
・居心地が悪いのでつい挙動不審になる
・会話が続かず、変な話をしてしまう
・帰りたいと心から願ってしまう

などなどいろいろあるかと思います。

飲み会は慣れるまでは本当に嫌ですが、回を重ねれば慣れます。ですが、慣れるまでは本当に大変です。
慣れるまでに気をつけたいこととしては、

・飲みすぎない
・しゃべりすぎない
・”みんなも早く帰りたいけど頑張っている”と思うようにする

がおすすめです。

飛躍かも知れませんが、悩み事や克服したいと持っていることがあるなら、直接は関係のない嫌なことでもした方がいいです。そういう方は頑張って、飲み会に参加してみましょう!

関連記事:飲み会のお誘いを断るのは罪なのか

発言しようとしてドキドキ

複数人数で話題や議題をかこむとき、発言するのはわりとむずかしいものです。
タイミングを見計らったり、他人の意見とかみ合っているかどうか考えながら意見をまとめようとしたりしていたら、結局なにも発言できずに終わってしまうこともあります。

それに、”いまだ!”と思えても急に緊張が襲ってきてことばにつまったりも。

しかも公式な会議や上司をまじえた話し合い、採用試験などの場だったら・・・。ことばをつまらせて頭がまっしろになっても気にしない、とは行きません。

ではどうすればいいのでしょうか。

残念ながら、いま考えた意見でありながら自分の能力を的確に示す可能性のある高度な発言をよどみなくするのは無理です。そんな棚からぼたもち的なラッキーやミラクルを起こそうとしてはいけません。

自信をもって言えることを事前に確認しておき、リラックスできる範囲で確実に発言しようとするしかありません。

また、あたまで考えているだけのことは発言しづらいものです。他人はそこまでおしゃべりを真剣に聞いてはいないものですから、とにかく考えたことを口にする練習を日頃からしてみましょう。

ご褒美ください

とある実験によると、ご褒美をあげて何かをさせた子供よりもご褒美をあげずに物事に取り組ませた子供の方が、その物事に対する関心や持続力が増すそう。

ご褒美をあげてしまうと、関心がすべてご褒美に持って行かれるのかも知れませんね。

ところで、内向型にとって一番のご褒美とは何でしょうか?

金銭の支給?宝飾品?旅行?グルメ?

確かにそれらも魅力的です。

ですが、本当にこころから欲しくなるご褒美は何の用事もないお休みが数日かも知れない。

外向的な方にそれを言うと、さみしい人とか疲れた人と思われるかも知れませんが、楽しみなんだから仕方がない。でも忙しさあってのありがたいお休み。

そう思って忙しい毎日を耐え抜く強さって一体いつになったら身につくのでしょうか・・・。

ひととの距離感

ひととの距離感をつかむことは本当に難しいです。
それは内向型も外向型も同じです。

まずひととの距離感がわからなければ、失礼にあたっていないかどうかから意識して行動してみてください。
自分が相手にとって魅力的にうつるかどうかは後回しです。

ひととの距離を縮めたいと思うなら、それは信頼を得たいということです。信頼を得るために、相手のことを考える必要があります。相手が”これ以上踏み込んでほしくない”と感じている領域をできるだけ敏感に感じ取りその通りにすることが大事です。

相手のことば、表情、行動パターンなどをよく観察して、自分ならどんな時にそうするのかな?と考えて判断しましょう。相手だけでなく周囲の反応もその判断に役立ちます。

内向型は得た情報についてちゃんと考えられる気質です。だから人付き合いが苦手というのはいろんな先入観によるもので、やってみると案外うまくやれるのでは。

いや、ちょっと待てよ・・・

前回、考えるのが好きだからって真面目だとは限らないという記事を書いたのですが、人生楽しんで何がわるい!と思い直したのでこれを書いています。

人生の楽しみは、お酒、あらゆる遊び、豪華なものや華麗なものというイメージがありますが、それだけじゃない。

内向型にも自己主張のつよいひとは存在すると思うのですが、それらに匹敵する人生の楽しみを主張してイメージを覆すには至っていないようです。

すなわち、考えること。これ以上の楽しいことがありましょうか!

快楽主義と言われたら、じゃあその豪華で華麗な楽しみを捨て去ってみてよと言いましょう!

単なる快楽主義?

考えることが好きだと、とても真面目で誠実なイメージを持ってしまうのですが、内向型は考えたりすることで脳が快感を覚えることもどうやらありそうなため、真面目でも誠実でもなく単に自分の楽しみを繰り返しているだけである可能性もいなめません。

しかも、考えている内容がどうでもいい内容だったり、まったく不真面目な場合もあるわけです。

考えること自体が真面目な行いとするならば、内向型はおしなべて真面目でしょうが、考えるべき焦点がずれていたりすることもありますし、あまり自分のことを真面目と過信するのはちょっと不安です。

真面目と思われているなら、あえて否定する必要もない気はするけれど・・・。
「考える=真面目」の構図をいちど断ち切ると、ちがう自分が見えてくるかも。

想像だけでものを言うべからず

そうでないひとがいるのはわかっているつもりなのですが、内向型のなかにはやたら想像力やら妄想する力のつよい人が確かにいます。

想像力(イマジネーション)などと言いながら、単なる妄想であることも多いのでどこからどこまでが現実なのかわからなくなるなどわりと厄介です。

そこで提案なのですが、”想像だけでものを言わない”というルールをもうけてはいかがでしょうか。

もしくは”これは妄想なんだけど”という言葉を必ず使って発言する。

なぜそんなことを提案するかと言うと、友人や知人と話している範囲であれば問題がないにしろ、仕事などにおいてそれをすると周囲に混乱をまねいたりそれが原因でひとに迷惑がかかるということが起きるからです。

行ったことのない土地について、見たことのないものについて、会ったことのないひとについては”これは私の妄想なんだけど”とちゃんと言う。さも、行ったことがあるかのように、見たことあるかのように、会ったことがあるかのように、それらを断言しない。

自分が思っている以上に、無責任な行為です!がんばって自粛しましょう!!

メンタルが弱いとは限らない

どういうわけか、内向型はメンタルが弱いひとと同一視されがちです。

しかし、メンタルが弱いことと内向型かどうかとは直接的に関係はありません。もしそういうことがあるとしたらメンタルの弱い内向型がそれを自覚しているということだと思います。

もしあなたがHSP(ハイリーセンシティブパーソン)だったとしても、メンタルが弱いとは限りません。多少敏感かも知れませんが、敏感であることによってメンタルが鍛えられるチャンスがひとより多いくらいだと思います。

内向的だからメンタルが弱くて不利ということは絶対にありません。
確かになかにはメンタルが弱いひともいます。でも外向型にもそういうひとはいます。

メンタルが強いと言い切れるわけではありませんが少なくとも弱いとは限らないので、むずかしい問題が起きても簡単にあきらめず立ち向かっていきたいものです。

注目の的!

人前にでるとなぜか緊張してしまう、というのは内向型の特徴としてあげられるもののひとつです。

参考書籍によると、草食動物が肉食動物にまず視線でキャッチされるのを連想するためだとか。要するに逃走しようとする本能が働いて緊張するのだそう。しかしそれは内向型だけではなく誰しもに当てはまりうる理由なので、内向型はそれに加えて恐怖をつよく感じやすい気質だから、ということのようです。

数人相手よりも大勢の前で話すときのほうが異様に緊張する。違っているのはたくさんの視線が自分にあつまっているということだけ。

では、緊張せずに済ませられる方法はあるのか。

緊張するのは自分ではなく脳の性質のせいなんだから気にやむことはないと思うと緊張がやわらぐらしいです。落ち着かなくちゃと思ったって脳のせいなんだから自分はどうしようもないのだと。そうすると緊張がましになるそう。

ひとのせいというか、自分の脳のせいにするのは何か変な感じなのですが・・・。
それより、緊張している最中にそういう発想をすること自体がむずかしそうです。
できそう!という方、ぜひ試してみてください。

プレッシャーによわい

内向型が外からのプレッシャーによわい理由をいくつかあげてみたいと思います。

・外からの刺激として大きなストレスと感じるから
・物事を計画的に運ぶことを好み、それをはばむ可能性のあるものだから
・同時にいくつもの物事をこなすのが苦手だから

どれもこれも原因になっていると考えられターゲットをひとつに絞れないので
「プレッシャーにつよくなる絶対的な方法」を見つけるのはとてもむずかしい
です。

ひとからプレッシャーを与えられて、イライラしたりどきどきしたり。

プレッシャーにはよわくても、ひととして能力が低いということにはなりません。
自分のペースなら、無理なく能力を発揮できるはず。

とりあえずプレッシャーによわいことを現実として受け止めましょう。

そしてできれば周囲にアピールしてみてください。”わたしはプレッシャーによわいですよ!”と。
面と向かって発言するのではなく、打ち震えながら、いっぱいいっぱいになりながらもやっている姿をお見せする、など・・・。

そうやって少しずつ自分のペースを獲得しましょう!