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逃げられない!!

体力はさておいて気力で乗り切るというシチュエーションがあります。
すでに疲れている、もしくは状況判断して何だかすごく疲れそうと思っても、どうしても逃げられない。

そういうときは気力で乗り切るしかありません。
そうなったらどうしたらいいのか。

基本的には「毒くらわば皿まで」の精神で行くしかないのですが、大変なのはその時よりその後です。

なぜなら内向型は、

・外部からの刺激に対して疲れやすい
・疲労を回復しづらい
・感情にうったえかけるような記憶を持ちやすい

と考えられるため、周りが思う以上にすごく疲れる、いつまでも疲労している、嫌だったのに忘れられずいつまでもそれについて考えてしまう、ということが起こりうるからです。

ストレス過多になると健康を害するリスクも高まるので、できれば都度解消するのが理想的です。
または、そもそもそんなシチュエーションにならないよう入念に準備しておくか。

でもコントロールできない状況に身をおいてこそ、精神的に強くなる手がかりをつかむものだとも思います。
逃げずに対処して、あとでストレスをコントロールをする方が、自分の欲しいものを手に入れられる近道かも知れません。

ストレスをほうっておいてはだめなのか

内向型は、外からの刺激を受けて疲労を感じやす気質です。

ただでさえ疲れやすいので、ストレスの原因と対処法をあらかじめ考えておいたほうがかえって楽だと思います。

ストレスは不眠や食欲低下などのリスクがあります。対処せずに放置していると体調を整えるのもだんだんむずかしくなります。

まず、ストレスはそれがなさすぎても退屈で疲れてしまうため自分にちょうどいいストレス状態を把握しておくことが理想的です。

いつもよりも疲れていないか、十分に眠れているか、ちゃんと空腹を感じて食事ができているか。そういうことに気を付けると調度いいストレス状態を過えてないかどうかが何となくわかるようになります。

また、自分のストレスに気を付けていることで対処方法も少しずつわかってくると思います。
それは何が原因で自分がより大きいストレスにさらされるのか想像がつきやすく具体的に把握できるようになるからです。

とりあえず、いつもより疲れていないか、十分に眠れているか、食欲はあるか、などを気にするところから始めてはいかがでしょうか。

疲れやすいのは仕方がない。でもストレス対策は万全。
そうなると、多少のことでは動じない自分になれるかも。

ストレス解消法!

ストレスはまったくなくてもよくないし、かと言ってありすぎても体調を崩してしまいます。

内向型は外からの刺激を受けて疲れやすいので、そういうことからすればストレスに弱いと言えるかも知れません。

では内向型にぴったりなストレス解消法ってあるのでしょうか?

内向型は内向すること、つまり考え事をしたり情報を整理したりすることでエネルギーを得ているらしいので、それで言えばひとりで好きなことを考えたり調べたりするのが日常的なストレス解消だと思うのですが、”ストレス解消せねば!”と感じるというのはよっぽどのストレスでしょうから、並大抵のことでは解消しきれないでしょう。

おかしな話なのかも知れませんが、一般的に言われるカラオケだとか、手芸だとか、スポーツなどのストレス解消法について、内向型は”もっとうまくやるにはどうしたらいいか?”とか言う風に余計な荷物をもうひとつ背負うリスクがあります。

もちろんそれでストレス解消になればいいのですが、ストレス解消となるばかりか、かえって疲れてしまう可能性もあるということです。

ではいったい、どうすれば・・・。

「瞑想」というのはどうでしょう?目をつむって自分の呼吸のみに気をかける。

部屋で快適な空間をつくり、目をつむり無になる。すーっと気のもやもやが抜けていく気がしませんか。

お金も、特別な場所も、時間もかからないし、おすすめです。

(本格的な瞑想には作法があるようなのです。やってみたい方は、お調べになられるといろいろと詳しい情報があるかと思います。でも、凝りすぎると逆効果?)

失敗したときの内向型

失敗したときに、内向型がどうなってしまうのかを考えてみました。

まず、失敗したという衝撃を受ける。
(脳にストレスが与えられる)

失敗をとりあえず受け止める。
(脳内のより長い経路を衝撃が走る)

なにが起こったのかを深く考えられるようになる。
(副交感神経系がはたらく)
※この時、失敗に対処しようとすぐに行動はできない。

考えすぎてうつっぽくなる。
(副交感神経系がはたらいている状態に長くとどまる)
または、冷静さを取り戻し失敗に対処する。

とりあえず、あせっても内向型の脳はすぐに対処できないので、焦らないこと。

けれど、より長く失敗について考えると脳に過剰なストレスがかかり、さらに対処するのがおっくうになってしまう。

ある程度ゆっくりと失敗を受け止めそれについてよく考えたあとに、かならず行動をともなった対処をすることが大切です。

ちなみに、失敗しても冷静そうに見えて、中の人はてんやわんや、というのが内向型の典型と言えるのかも知れません。

ストレス = 嫌なこと じゃないらしい

内向型は外からの刺激(広い意味でのストレス)の影響を脳に受けやすい気質です。

ストレスは嫌なことからしか受けない、と思って生活していると、思いがけずストレスからくる症状にさいなまれることがあります。

嫌なことがあって、”あぁストレスだなぁ”と思ったとして、それはとてもわかりやすいストレス状態。

でも、楽しいとか、うれしいとか、そういうことでも自分にちょうどいいストレス状態を超えてしまうことがあるのです。

ストレスは、興奮状態、疲労感、倦怠感、うつ状態、など出る症状にも段階があります。

疲労感、倦怠感、うつなどは、「嫌なこと」から受けたストレスかも知れませんが、興奮状態は楽しくても、うれしくても起こります。

興奮しても元気でいられれば問題はないのですが、夜に眠れなかったり、食欲がなくなっていたり、意外とからだにも影響は出ます。

ちなみに、個人的な考察によると身体を動かすと興奮状態に対処するストレス解消になります。
(科学的な根拠はわかりません。すみません)

楽しくって、うれしくって、でもそれがストレスだなんて・・・。

脳って本当に不思議でむずかしい。

内向型が苦手なこと

内向的かどうかのテストを振り返って見てみると、内向的な人間が何に対して苦手意識を持っているか改めてわかるような気がします。

・ひとに合わせるような事
・体力を消耗するような刺激的な事
・プレッシャーのかかるような事

など。

いくつか考えられるこれらの共通点の中で、もっとも単純なのはそれが”外界からの刺激”であるという点です。

自分の内側に目を向ける事が自然な行為である内向型にとって、自分の外側に対処することはそれなりの努力を必要とする行為なのではないかと思います。

とは言え、少しも外向的なところのない人はいないらしいので、自分のなかの外向的な部分を頼りにそれらに対処していけばいいような気もします。

ですが、内向型は疲れやすいので一定の期間にできることはごく限られてきます。

でも苦手なことを得意なことに変える必要などありはしません。

自分の特性、自分の気質は変えようがないからです。

それよりもまずは自分が何を苦手としているかを具体的に把握し、また苦手なことにうまく対処できるようになるには時間と訓練が必要であると知ることが大切のように思います。