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過度のストレスとは?

ストレスと聞くと、健康に悪いというイメージがあります。でも、全くストレスのない生活を想像すると案外つまらないものにも思えます。

では、健康的に過ごすために本当に気をつけるべきストレスとは何なのでしょうか?

よく「過度のストレス」という言葉を耳にします。おそらく、これこそが気をつけるべきストレスなのでしょう。でも、人によってストレスの度合いは違うし、自分が感じることを頼りにするしかなさそうです。

内向型は外からの刺激を受けるとすぐに疲れてしまうので、それによってかえって防御されるように思います。すぐに疲れるので過剰な刺激にさらされ続けるようなことはしないのです。けれど、その分考えることにエネルギーを注いでしまうようにも思います。

うつ病について書かれたものを読むと、病状としてネガティブな思考に陥るというものがあります。

考えすぎてネガティブになる・・・というのはありそうですが、ネガティブな思考に陥るほどの日常的な緊張感について考えると、ネガティブ思考とストレスは鶏ー卵のようにどっちが先か?という問題に行き着いてしまいます。なので、考えすぎることを止めればいいという単純なことではなさそうです。

まず、自分がもし「過度のストレス」にさらされていると感じたら、そこから逃げるべきです。でも自分で気づけない場合もある。そういう時は発想の転換をして、ネガティブな考えを持ちがちなら、どんな状況でも「過度のストレス」がどこかにあると判断して変化することを検討したほうが良いのかも知れません。

妄想と想像について

内向型は考えるのが好きな気質です。

考えるのが好きだとつい考えて過ぎてしまう時があります。

考え過ぎて悪いということはないと思うのですが、それが深刻な問題についてだったりすると健康を害する原因にもなりえます。

ずっと考えてしまうような時、それが「妄想」なのか、それとも現実にそくした「想像」なのか区別できればむやみに考え過ぎてしまうということが減るのではないかと思います。

「妄想」なら同じ考えがぐるぐる回るだけだし、「想像」なら結論めいたものや実行を試すべき案などが出るはずです。

え?病気!?

内向的だと神経症とかうつ病とか、そういうあまりよくない状態を連想してしまうこともあるかも知れません。

内向的というのはひとの気質を示すことばなので、人格や性格などのことを指すのではありません。ましてやそのひとの精神状態を示すことばでもありません。

でも内向型でも外向型でも人間なのでそういう精神的な病気になることはありえるでしょう。

では、どんなものを病気と自覚すればいいのか?

精神科医が参照する診断の手引きによれば、基本的には異常行動とか感情のコントロールがきかないとか、医師(他人)が見てはっきりわかるような症状がそれと診断されるようです。

内向的だったら必ず病気ということは絶対にないですが、もし何か気にかかるようなことがおありなら専門家を尋ねられるか、少なくともこういったブログなどのインターネットのみを情報源とするのではなく複数の専門書をお読みになることをおすすめします。

ヘビースモーカーと内向型

ヘビースモーカーと言えばなんだかかっこいいイメージを抱いてしまうのですが、内向型にもヘビースモーカーになるリスクがひそんでいるそうです。

喫煙した時に体内に取り込まれるニコチンが神経伝達物質であるアセチルコリンの代わりをするらしいです。そのアセチルコリンこそ、ドーパミンが出すぎるとかえって疲れてしまい快感を得られない内向型にとって、快感を得るための重要な役割を持つものなのです。

ニコチンはドーパミンも放出させるようなので、ドーパミンが出るほど楽しいと感じる外向型もヘビースモーカーになるリスクを同様にもっていることになります。

その理由が内向型と外向型で実はちがう、というのは興味深いですが、どっちにしろヘビースモーカーとなるリスクを持たせるニコチン、ということのようです。

カフェインレスな生活

内向型がHSPとは限らないと以前書きましたが、内向型は高反応の可能性があるとも書きました。

ついでに、内向型はよいっぱりとも・・・。

HSP、高反応、よいっぱりである可能性があるならカフェインは避けたほうがより健康的な毎日を送れるかも知れません。

カフェインの覚醒作用は8時間程度つづくそうです。ということは眠る8時間以内には飲まないほうがいいということ。

おそらくその作用は個人によると思うので各々で時間を気にしながら飲んでみていただきたいのですが、とりあえずカフェインをやめても代わりに飲むものがなければなかなかやめられません。

水、麦茶、ハーブティーなど。
コーヒーや緑茶を飲んだ夜とは比べ物にならないくらいよく眠れます。

もしすんなり眠れない日があるのなら、ぜひ試してみてください。

やっぱり睡眠なのか

内向型は外からの刺激に反応して疲れやすい気質を言われています。
疲労や消耗にどう対処するか?にはまぁまぁ悩まされるわけです。

目の前の刺激をシャットダウンすることは有効だと思います。
その究極はやっぱり睡眠です。

睡眠は周囲からの刺激を完全に遮断します。
しかも身体的にも休まり一石二鳥です。

自分にとって適度な睡眠がわかっていて実行できれば尚良しです。長い時間眠ればいいというものではありません。
お昼寝が必要ならそうしてもいいし、1日に何時間寝たら一番いいか探ってみてください。

健康クラブの睡眠の記事もどうぞ宜しくお願いします。

五月病の前に、3月と4月がある

内向型は外からの刺激などで疲労しやすい気質です。
ですので何かと変化の多い季節、春は苦手という方も多いのではないでしょうか。

進学やクラス替え、新社会人に転勤。他人の転居すらなんとなく憂うつです。
それに加え、春は急に気温が上がるうえ花粉症もあり体調を崩しやすい季節です。

こういう時は気持ちに何もかも持っていかれがちですが、体調により気をつかった方がいいです。

変化に対して疲れたり、不安に感じたりすることをなくしたりはできません。
内向型はそういう気質だからです。
だけど、それについて考えすぎないことは大事です。

気持ちのケアはほどほどに、体のケアをしてみてください。
睡眠、食事、入浴。軽い運動やリラックスできるあそびなど。

春の日差しが皆さんのもとに、ウキウキを運んでくれますように。

食欲増強!

ひとは活動的になるとかならずお腹が空くものと思いがちですが、内向型は逆に消耗して疲れると食欲がなくなることがあります。

たぶんそれは、いったん休息を取るとお腹が空きます。

疲れて食欲がなくなったからといって、すぐに病気を疑ったり自分は覇気がないのではと思うのはちょっと気が早いと思います。
すこし休めば食欲もわきます。

もし、お子さんにそういうことが起こるようなら、お腹が空くようにすこし休ませてあげたらいいかも知れません。

運動をしたほうがいい

運動をするとよりたくさんの酸素が脳に送られます。
より多くの酸素が脳に送られると、神経伝達物質と記憶の機能は高まるそうです。

ちなみに脳に酸素が送られる理屈は、それが有酸素運動でも無酸素運動(筋トレなどのことを指すようです)でも言うことができるらしいことをインターネット上で見つけたのですが、逆にそれらの機能が絶対に高まる運動はこれというのは記されていませんでした。

個人的には散歩をすると考えがよくまとまります。歩くといろいろな発想ができて考えを前に進めやすいのです。

考えるのが比較的好きな内向型はたまにはからだを動かしたほうがいいという、ただそれだけのことかも知れません。脳内の血流が多いから疲れやすいと言うならば、内向型こそたくさんの酸素が脳に必要なのでは。

歩く、走る、泳ぐ、筋トレ、ストレッチ、ヨガ。

世の中にはストレス解消に体を動かすことを挙げるひとも多い気がします。
確かにリズムをつけてからだを動かせば、自然と楽しげでかるい気持ちになることもあります。

忙しくてむずかしいと感じても、やってみれば頭がすっきりしてかえって時間を作りやすくなるかも。

もしかして太りにくいのでは

ドーパミンがたくさん出ると内向型は刺激が強すぎると感じ、ときに”疲れたな”と感じます。

ドーパミンとは、脳内で分泌される神経伝達物質の名前です。ドーパミンが出るとき、ひとはたのしいと感じるのですが、それが多すぎると内向型はかえって疲れてしまいます。

ドーパミンはおいしいものを食べた時にも分泌されるそうです。

脂質や油脂分、うまみなどを感じるとドーパミンが分泌され快感のヒットがはなたれるのです。スナック菓子などを食べ出すと止まらないのは、この快感のヒットのせいでしょう。

快感のヒットがはなたれることで、つい食べ過ぎてしまう。
そういうことが肥満につながるという考えもあるそうです。

ということは、ドーパミンの感受性がつよい内向型は少量でも快感のヒットがはなたれるから、ついつい食べすぎるってことがないのかも!

いやいや、いろいろな心当たりを思えばそんな単純ではなさそう。
もしかしたら快感のヒットを意識しながらお菓子を食べると、食べすぎることがなくなるのかも。