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有名人や芸能人にも内向的なひとはいる?

内向的なひとについて書かれた書籍を読むと、なぜか”こういう有名人は内向型です”と断言するくだりがあります。

個人名を出していて、そのひとのイメージが内向型のイメージと合わなかったりすると、どういう根拠でこの人たちを挙げているのだろう?と不思議なのですが、具体的な理由は明記がなかったりもします。

しかしながら、有名人や芸能人の方々を見ていて、”このひとは内向的かも知れない”と思うことはあります。

・むかしのことをよく覚えている
・夜型で朝起きられないとおっしゃっている
・アクシデントが起きてすぐは静観している
・クイズなどで回答に時間制限があるとあきらかに緊張している

たとえば以上のようなことがあると、そう思います。

エネルギッシュに活動する有名人や芸能人が、実は内向的だなんてなんだか勇気が出ます。

自分のことすら、どれくらい内向的あるいは外向的か判断するのはむずかしいので、会ったことのないそんな方々を判断するのはなおのこと困難ですが、ちょっとした妄想程度に”どうかな?”と考えるのは案外楽しいことだと思います。

楽しみを見つける

内向型は情報過多になると、刺激が強過ぎて疲れてしまいます。

一度疲れてしまうと回復しにくいので、出来るなら疲れるような刺激的なことや断続的にたくさんの情報をとりこむことは避けたいものです。

ですが、刺激的なことやたくさんの情報をとりこんでもあまり疲れないことがあります。

それは、平行して内向(情報を整理したり深く考えたり)していられるような内容であること。

その対象が、内向できるような、自分にとって興味や強い関心のあること。

つまり、お楽しみに対しては大丈夫なのです。
疲れるどころかかえって元気になります。

趣味のこと、仕事にまつわること、得意なこと、何か好きなこと。

もし、まだそういったものを見つけていらっしゃらなければ、できるだけいろいろなものを試して探してみられることをおすすめします。

わたしって、こんなに体力があるのか・・・、と驚かれるほど熱中するはずです。

しかし、注意が・・・。
対象に興味のない友人や知人を巻き添えにしませんようにお気をつけ下さい。

カフェでぼー

みなさんはカフェって行かれますか?

お友達とよく行かれますか?ひとりでも?お好きな方はきっとひとりでも行かれますよね。

カフェのコーヒーはちょっと高いです。それはゆっくりする空間が確保されるからでしょう。

でもわたしはカフェでゆっくりできないです。

せっかくゆっくりしようとカフェに入っても、結局食事して飲み物を飲み干すようにしてすぐに出て来てしまいます。

性分というもの(せっかち)もあるでしょうが、やはり内向的だからそういうところで落ち着かないのかもとも思います。

先日、カフェで隣に座っていた女性は、店内に音楽が流れているのにもかかわらず携帯用音楽再生機(itune?walkman?なにかわかりません)で音楽か何かを聞いていらっしゃいました。

内向型は新しい情報などの刺激に過剰に反応し疲労をかんじやすい為、好みのものやおなじみのものを手元に置きたがるらしいのですが、まさにそうしていらっしゃるように思いました。

カフェでぼー、って何だか内向的な行為のような気もしますが、実際には違うように思います。

カフェでぼーにチャレンジなさる場合は、お気に入りのなにかを携帯されることをおすすめします。

本を読むと疲れる

ひとによって、視覚から情報を取り込むのが得意、聴覚から情報を取り込むのが得意、言語から情報を取り込むのが得意などという傾向があると思います。

内向型に関する書籍を読んでいると、

内向的 = 読書が好き

というイメージがちらほらと出てくるのですが、私は読書が苦手です。

まず、本を読むと視覚イメージがどんどん膨らんでなかなか前に進まず、そうやって集中力はすぐに失われ脱線します。

そしてがんばって、そういうイメージを意識的に制限しつつ読み進めると、外出した時みたいにぐったりと疲れます。

わたしにとっては、

読書 = めちゃくちゃ疲れる行為

なのです。

それに対し、絵本や漫画など絵によって情報が限定されているとすんなり情報を取り込めます。

ですが、よく「読書とか好きそう」と言われます。好きか嫌いかで言えば、好きなのでしょうが、何しろ疲れるし昔から国語より算数が得意なたちで得意でもないので、大好きではないのです。

内向型、旅する

ちょっとしたことも刺激的に感じて、すぐに疲れてしまう内向型が旅行するときの心得について考えてみました。

内向型はひとところを長く旅することを好み、外向型はあちこち移動しながら旅することを好むそうです。

もし、ひとところに長くいるのならば、滞在先の居心地がよいに超したことはありません。

以前、わたしが旅行記をネットに載せたところ、知人いわく

「ホテルのことしか書いていなかったので、旅先で何をしてたかぜんぜんわからなかった」

そうです。

どこへ行くか、何をするかが旅行において大切なのは言うまでもありませんが、どこに滞在するか、宿泊するのかも内向型にとっては重要と言えます。

ちょっとした休息、旅先で得た情報や体験の整理、お昼寝のための空間を確保しておく必要があるからです。

無理に休んだり、滞在先にものすごくこだわったりする必要はないですが、たとえホテルに長くいたとしてもそれはそれでいい思い出になります。

内向型が得意なこと

空想はお好きですか?

空想に限らずいろんなことを考えたり、それらの考えを整理したりすることもお好きなのではないでしょうか。

学校や職場などで、自分の意思とは関係なく何かをやり続けたり、へとへとに疲れ果てるまでそれをした時、”これって本当に自分がしたいことなんだろうか?”とか、”自分は本当は何がやりたいんだろう”とか考える事がある思います。

その果てに、

”自分とは何者か”

とか、

”自分は何のために生まれてきたのか”

など、その思考はどんどんスケールが大きくなってしまって、ついには、

”こんなちっぽけな事は、広大な宇宙にはちりにも等しい”

などという結論になぜだか至ってしまう事もあります。

絶対に無理と思っていたことも、コツコツやっていればいつの間にか片付いてしまうことがあるように、そういう思考をめぐらせることで少なくとも自分自身は救われ、そうするうちに何かを成し遂げる事もある筈です。

このように、内向型は自分の内側から何らかのエネルギーを得て、毎日を暮らしています。

それが、他人を傷つけるようなものでなければ、いかなる思考、いかなる空想も内向型の得意なことと言えるのではないでしょうか。