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外出するメリット

外出せず部屋にひとりで好きな事をしていると満足できますし本当に楽しいです。

でもやっぱり外出することも大事らしい。

どうしてかと言えば、ひとは性格に偏りがあるとうまく生きられない、生きやすいと感じづらくなるようだからです。

内向的という気質に従って性格を育てていくのはもっともなことですが、気質に従うだけではない外向的な面も養う必要があるということです。

無理をして外出する、というのではなく、部屋にひとりで好きな事をしているのが唯一最高の楽しみという思い込みを捨てて、外に出てみることが大事ということではないでしょうか。

内向型を自己判断

何を今更というお話で大変恐縮なのですが、内向的か外向的かを判断するのは自分でも他人でもとても難しいことだと思います。

自分の内面に関心の全くないひとはいないでしょうし、外向的なひとでも悩みを抱えたら内向的であるかのような気分になるでしょう。

逆に内向的であるにも関わらず、育った環境からやたら社交性を発揮しており、自分は外向的と考えるひともいるのではないでしょうか。

内向的か外向的かという気質は生まれ持ってのものだそうですが、生まれた後の環境にひとは影響を受けます。自分の気質がわかれば自分の取扱いがわかり、自分とは異なる気質の行動を真似することで性格にも多様性が出てバランスを保ちやすくなります。ですが、自分の気質は何か?をすぐ決めてしまう必要はなく、じっくり吟味すればよいと思います。

ひとの性格を分類

心理学ではひとの性格を分類するという考え方があります。

よく言う血液型判断は話題には便利ですが、心理学的な根拠はないようです。
ただ”ひとの性格を分類する”という例え話としてはわかりやすいと思います。

その血液型のように性格を分類することを「類型論」と言うそうです。
だけど複雑な人間の性格をいくつかに分類するのは現実的に無理がある。

だからただ分けるのではなくむしろ評価するという考えの「特性論」というものもあるそう。血液型の例えなら、

”あのひとはA型っぽいところが大半だけど、B型っぽいところもちょっとあるよね”

というような。

内向的かどうかだけじゃなく、ほかのいろいろなことも見えてくるのでご関心のある方は専門書などで勉強してみてください。

ご参考にwiki「性格」

夏休みの過ごし方

暑い中いかがお過ごしでしょうか。

内向型は刺激的な場所でなくても楽しめるため、静かに屋内で夏休みを過ごすという方も少なくないのではと思います。

それに、親類やむかしの友人との集まりはちょっと億劫だったり・・・。

もちろん、気持ちで”面倒臭いなあ”と思ってしまうのは仕方がないです。
ですが年に何度もない機会を気持ちだけで避けてしまうのももったいない。

ひとはいろんな面があったほうがバランスがとれていいのだそう。
面倒臭いことも避けずにこなすことで、そういったいつもと違う別の面をやしなうことも大事です。

どうやって内向的と判断すればいいのか?

心理学ではいろいろな方法でもってひとの性質について考えているようです。

そのような教科書に載っているいろいろな方法を見ると、”内向”ということばを複数の方法に見ることができます。

ユングの類型論、アイゼンクの特性論、よく耳にするビッグ・ファイブなど。

それぞれが内向的であることをどう捉えているかは違うようなのですが、ことばが共通している限りは少なくとも似たようなものと捉えている気がします。

少し雰囲気の違う捉え方をしているそれらの方法について、そのどれに当てはまると感じるかはひとそれぞれだと思うのですが、内向的ということばだけにこだわるのではなく、他のいろいろな項目も見比べて理解しやすい方法を手掛かりにするといいかも知れません。

内面とどう向き合えばいいのか

内向型は自分の内面に関心をよせる傾向にあるようなので、自分の内面とどう向きあうべきか悩んでいる方も多いかも知れません。

内向型は生まれ持っての気質なので、内向的なひとびとがみな同じ性格なわけではありません。

だから内向型であればみな同じような悩みをかかえ同じアドバイスでもって解決するというわけではないのです。
内向型のなかには自分との向き合い方に悩みを持たない人すらいると思います。

もし、自分と向き合うなかで疑問があり、たとえば生きづらさを感じていらっしゃるならその原因は内向的であることのほかにあると考えたほうがいいかも知れません。

ご自分の性格、置かれた環境および状況、価値観、自尊心の在り方、など。

ものごとをすべて変えてしまうことはなかなかむずかしいと思いますが、あきらめずにいればすこしずつ変わっていくものもあります。

敏感さを利用しない手はない

繊細、敏感、考えすぎ、神経質。

どれも精神病理と結びつけられやすいことで、まったく良い事とは思えません。ですが内向型がこれらに当てはめられやすいのも事実です。

もちろん、内向型だからと言ってみんなそうというわけではないでしょう。
でももしそういう傾向にあったとして、それらを利用しない手はない気もします。

繊細で敏感なら、細かいことや他人の気持ちも察しやすいはず。
考えすぎるほどに考えられるなら、いろいろなことに気がつけるはず。
神経質なら失敗を回避する手立てをみんなより先に思いつくはず。

世の中は自分が考えたり感じたことがすべてではありません。
だけど、この世の中を泳ぎきる助けやヒントにはなるはず。

内向的って悪いことなのか

内向的ということばは、あまりいい意味で使われていない気がします。

でも繰り返し書いている通り、内向的かどうかは気質の問題であり性格や人格の問題ではないため、良し悪しで判断できることではないのです。

人見知り、自分の世界を持っている、人嫌い、自己中心的、ひとの話を聞いていない、など。

疲れやすく敏感な傾向にある、などと言った内向型の性質を考えると、なぜそのように言われるのか心当たりがないわけではありません。

けれど外向型でも、人見知りだったり、自己中心的だったり、人の話を聞かない人はたくさんいると思います。

内向型か外向型かを知ることは自分の扱い方を知るツールでしかありません。自分や他人について丸ごと知ることができるわけではないのです。他人からどう見られるかも同じです。内向型だから悪いということは絶対にありません。ただ自分の扱い方を知り、より快適に自分らしく生きるすべを探してみてください。

BCDEテスト

インターネットで内向型について調べていると「BCDEテスト」なるものに行き当たりました。(検索では植木さんという心理学者の方の記事が出ると思います。)

B:(ブラックリストタイプ)情緒不安定型の外向型→冒険家
C:(カームタイプ)情緒安定型の内向型→温厚マイペース
D:(ディレクタータイプ)情緒安定型の外向型→リーダー
E:(エキセントリックタイプ)情緒不安定型の内向型→職人肌

外向型と内向型、情緒安定型と情緒不安定型の割合はそれぞれ半々だそうです。

内向型や外向型のほかにもいろいろな資質があると知るだけで、誰かに共感を持てたり思いやりを持てるヒントになる気がします。

そのものの心理テストは見つけられなかったのですが、参考にしてみてください。

人見知りとは限らない

内向的だとつい、そういうものと思ってしまうひとの性格があると思います。
なかでもよくあるのが、「人見知り」ではないでしょうか。

「人見知り」とは初対面の人などに対し恐怖心や不安感を持ってしまうことです。

よく芸能人が”実はわたし人見知りなんです”と言ったりしますが、それは外からの刺激を大きいものとして受け止める「内向型」なのであって、その恐怖心や不安は「人」に対してだけ持っているわけではないのでは?などと思ってしまいます。

勝手な言い分ですが、芸能人が”人見知りなんです”ではなくて、”内向的なんです”と言ってくださると、内向的という言葉も肯定的なイメージに近づくような気がするのですがいかがでしょうか。