真実はどこにある?

唐突ですが、内向型と外向型では見えている世界が違うように思います。
と言うより、そのくらいに思っていたほうがお互いに理解しやすいと思うのです。

例えば、同じ映画を見たのに全く違う感想が出てくる。ものの見え方や感じ方がかなり違うことを了解していないと、ただ単に相手は意味のない情報を映画から読み取っているのだ、と思いかねません。

外向型は悪い登場人物の魅力を語り、内向型はその人物に悪意はなく本当は良いひとの筈だ、などと言う。外向型はその登場人物に関する情報をあますところなく画面から感じ取り悪人と認識しながらもその魅力を認めるが、内向型はそこまで情報取得能力にたけていないのであくまで自分の感じたことと考えをヒントに人物描写を試みる。

どっちがいい、ということはありません。たぶん一番いいのは素直に情報交換をすることでしょう。

だけど、お互いに見えている世界は違うのだから、それぞれの意見にはそれぞれの真実があるという考えを持てていなければ、そういう渡り合いはしようがないのではないでしょうか。